大学時代に過ごした阿蘇に住みたいと 10年以上の月日をかけてようやく念願の土地をGet! 潤沢な予算がないのは当然だが、自分たちの家作り!こんな楽しいことを自分でやらずにどうする!という強がりな見切り発車でセルフビルドの家作りに無謀にも挑戦する40男とその家族のブログ…
これから田舎で家を作ろうとする人の参考になれば幸いです。
家作りの基本となったのは愛して止まないランドクルーザーたちの長さと幅。 これを具現化するのに協力をしてくれる仲間たちに心の奥底から感謝しつつ物語は始まります。

2010年06月07日

物件を探す難しさ…B

http://www.vill.minamiaso.lg.jp/web/index.shtml
 上記は南阿蘇村のHPです。ここを訪問すると左のサイドメニューに「掲示板」があります。ここのNo.331で村役場の方が僕の質問に対して回答を頂いたコメントが残っています。
 自分のコメント自体は自身で削除したのか見当たりませんでしたが…
物件探しに疲弊していた頃、海外から直接村に空き家情報の問い合わせを行ったことがありました。
 大分県では空き家情報などを紹介し販売や賃貸の情報を提供している自治体があり
内容も充実し非常な賑わいがネット上で見ることが出来るので、南阿蘇村にもあってもいいはずだ!そう考えたのです。ところが担当者の方の回答に、「お墓参りに郷里に戻ってきた時…」 と書かれていますが、実際居住されていないようなお宅でもお仏壇がそのままにしてあるところなどが多いです。自分がすわ契約!という段階まで話が進んだお宅にもお仏壇があり、近所の親戚の方が時折雨戸や窓を開けて家の管理をされていました。
 実は南阿蘇村からこの返事を頂いた後、日本に帰国して担当者の方にお会いし、実は空き家情報のデーターベース化は事実上その運用が困難であるという状況をお聞きしました。非常に緻密な調査を村側は行われたようですが賃貸で1件、販売しても良いという物件がわずかに1件だったそうです。多くの理由は上記のような理由に加えて、不動産の名義が変更されていなかったり、名義人が亡くなられていて名義変更に要する親類の方々の署名を集めるのに膨大な時間を必要とすることなども実際に多くの所有者の方からお聞きしました。
 実はこのとき役場を訪れる数日前に、地元の先輩の遠縁にあたる方が家屋+蔵付きの土地を譲っていただけるということで、お話を聞いていたのだけど、やはり名義が変わらないということで丁重にお断りされた。しかしその日の晩、やはり失意のうちに町へ降りホテルでメールをチェックしていると、ある不動産会社から「ご希望の物件が見つかりました!すぐにでも購入の準備が進められます。どうされますか?」とメールが届いていた。この頃は犬も歩けば!で手当たり次第に連絡を取っていたから、そのうちの1社から連絡が来たのだ。はやる気持ちで添付ファイルの画像を開くと…
 な な なんと先輩から紹介され、やはり申し訳ないがと辞退されたあのお宅の写真じゃないかぁ!
 ええええぇ!なんだ実はそういうことだったのかと一瞬疑心暗鬼に。
すぐに先輩に連絡をとり、カクカクシカジカ… と説明をすると。

「そんな馬鹿なことがあるか!お前の見間違いだ!」

 いや忘れっぽい僕の性格でもさっき見た家の写真をそうは簡単に忘れない!すぐさまメールを転送し先輩にメールを確認してもらうと、先輩が笑いながら

「ぜひ購入したい!とか話持ちかけてみろ 笑」

 わかりますか?言い方は妥当かどうかは別にして… かなり悪質な不動産屋だと思われます。手当たり次第に空き家を探し写真を撮り「コト」を進めるのでしょう。きっと今までに被害などもあったんだろうと思います。

 件のデーターベース。このように便利なデーターベースは悪意を持った人間にはまさに「棚からボタモチ」状態です。個人的にはデーターベースが出来なくてよかったと今では思います。

 なりふりかまわず物件探しをしていた頃は、競売物件などの借金の担保となっていた物件もずいぶん調べました。中には来月には競売にかかることになるだろうという所有者の方にもお会いしました…  
 その中には非常に好物件もありましたが、ある日家内と息子を連れてそのような物件を訪ねたとき、家に残された家人の生活の記録を垣間見れるものを見ながらカミさんが泣いていました… たしかにそこに住もうと思うにはかなりしんどいものがあります(この物件は南阿蘇村管内ではありません)。
P1010079.JPG
 中には不幸があってそのままになっているおうちもかなり有るとひと頃お世話になった不動産屋さんが言われていました。
 空き家を探し始めていた頃に見ていた家の何件かは、無残なまでに崩れたり、びっしりと竹やぶに覆われ見ることさえ出来ないような家もあります。よく家は人が住まなくなってはお終いだと言われますが、まさにその通りです。
 いるだけで自然のパワーや人の情を感じられるこの南阿蘇が大好きですが、実は村ではひっそりと壊れていく家があるのも事実です。
 最終的に素敵な土地に巡り合うことが出来ましたが、物件探しを通して村の違った側面を肌で感じたことは無駄ではなかったと思います。

 というわけで物件探しの難しさはこの辺りで終了です。
posted by ココクル at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 物件探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

物件を探す難しさ…A

物件を探す難しさ…@で、不動産を介さず個人で空き家物件を見て回ったことを書きました。
 結果的には自分ひとりの力で土地を見つけられなかったのですが、南阿蘇という自治体が抱える悩ましさの一端を知りえることが出来たのは良かったと思います。
 自分の購入した土地は旧白川村にありますが、白水村は平成17年2月に阿蘇郡久木野村、長陽村の3村が合併し南阿蘇村となりました。
 自分が大学を卒業し大学院に残っていた頃、先に卒業した同期の友人が旧久木野村の農家で就農の修行をしていましたが、その頃は案外村の中にも貸家が点在しその友人も比較的安価に大きな農家の物件を借りることが出来ていました。囲炉裏や大きな納屋もあってすごく素敵な家でした。
 この頃は未だ村外や県外の人たちがそれほど多く流入していなかったと思います。
 15年をかけて家探しをしていた僕は、当時のままの感覚で簡単に物件が見つかるだろうと思っていたのです。これがそもそもの間違いでした。
 90年代後半から旧久木野村や白川村そして高森町の色見辺りでリゾート開発や山林の宅地分譲がかなり手広く行われました。
 多くの人が阿蘇の自然に魅了され、そのニーズに応えた業者が存在したことは市場の原理だったのでしょう。
 ただ残念なことに別荘とだけ割り切っての購入などが多かったのも事実です。たくさんの洒落た建物が村内に多く立ち並びましたが、そのうちの多くは特定の時期を除き人気がなく雨戸が仕舞われひっそりとしています。
 終の棲家に。と南阿蘇を選び村の人たちと交流を深めて来た人たちとは自ずと村の人たちの関係も希薄なものと言わざるを得ないでしょう。

 国や県の調査では高森含めた南阿蘇の人口は「緩やかに」という前置きをしながら全体として減少傾向にあり、その中で高齢者の割合が増加し年少者の割合が減少するという典型的な過疎化のパターンを追従している。

 あっ!この辺りは実際に家を作っていくようなビジュアル的な?話にはならないので、読み飛ばして頂くなり作業が始まってからの記事に進んでいただければと思います。 が!南阿蘇に限って言えば「よそ者」の自分たちがあらましを知り、物件を購入するということに対するヒントにはして頂けるのではないかと思います…

 結論を言うと空き家は3桁に上る数が村内に存在しますが、ほぼ全てと言っていいほど購入したり賃貸したり出来ない物件です。

 それはなぜでしょうか?
PA120082.JPG
posted by ココクル at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 物件探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物件を探す難しさ…@

 10年以上の歳月… 実際には15年の歳月をかけて、ようやく念願の土地に巡り合えた。
 思いのほかそのときはあっけなく来るもので、2009年の暮れいつものように阿蘇入りして物件を見て回った。結局その時も見つからず手ぶらで家族のもとに帰ろうと大津の町まで降りてホテルに投宿しようとしたときに、ランクルの若い仲間にその日の晩彼らのベースに顔を出しませんか?と誘われたため、一日滞在を延ばすことになった。
 なら明日もう一日だけ新しい不動産屋を尋ねてみよう!と考えた。そうしてネットカフェで前もって目をつけていた土地を管理する不動産屋さんに案内してもらうことになった。その日は2ヶ所案内されたが、結局最初に案内された土地を購入することに相成った。
 幾人もの人が問い合わせをしてきていて、その中には欧州の外国の人もいたそうだ。すばらしい眺望を持つ土地だとべた褒めだったそうだ。

 どんな風に土地を探してきたのか思い出しながら箇条書きに書いてみます。

1.まず熊本は阿蘇の土地に住みたいのだ!と日ごろから周囲に漏らし
  続けていた。
2.このご時世、インターネットを利用して熊本の田舎暮らしを専門に
  扱う業者さん
の取り扱い物件をつぶさにチェックした。
3.2.と同時進行で日本に帰ってきたときは、南阿蘇村の空き屋を
  不動産を介さずにつぶさに見て回った。

 出来ればこれから長く住もうと決めたこの土地で人との繋がりを大事にしたいと考えていたので、3.の方法でなんとかしたいと考えたけれど、これが非常に困難であることに気付かされると同時に南阿蘇村だけではないと思うが地方の村が抱える問題にも直面することになった。先輩の家具工房から見える阿蘇の山
posted by ココクル at 01:59| Comment(0) | 物件探し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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